【初めてのうさぎ:第5回】夜行性?うさぎの意外な生活リズムについて学ぼう!
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【初めてのうさぎ】シリーズですが、次のような方に向けた内容となっています。
- とにかく動物が好き!
- うさぎについてもっと知りたい!
- うさぎとの生活に憧れ、興味がある!
- これからうさぎを飼おうと考えている!
こんな思いを抱いている方を対象に、シリーズとして記事を書きすすめていきたいと思っています。
第5回目となる今回の内容は『夜行性?うさぎの意外な生活リズムについて学ぼう!』をテーマに記事を書きすすめていきたいと思います。
うさぎは薄明薄暮性の動物?
いきなり難しい言葉が出てきました。
これは薄明薄暮(はくめいはくぼ)と読みます。
一般的にうさぎは夜行性であることが知られていますが、実はこれは間違いで、正確には薄明薄暮性の動物なのです。
ではこの薄明薄暮性とは一体どのような意味なのでしょうか?
困った時はWebで検索!
薄明(はくめい)は、日の出のすぐ前、日の入りのすぐ後の、空が薄明るい(薄暗い)時のことである。大気中の塵による光の散乱により発生する。英語のトワイライト(twilight)も薄明のことである。
薄明 - Wikipedia
辺りが真っ暗な状態でのみ活動をする夜行性の動物とは違って、日の入りや日の出などの薄明るい時間帯でも活発に活動をする動物なのですね。
普段は夜行性動物であると紹介されている動物の多くは、実はこの薄明薄暮性の動物であることが多いのです。
ではなぜこのような習性を持つようになったのでしょうか?
肉食動物への対抗策?
うさぎのような草食動物は自然界ではとても弱い立場の動物です。
常に肉食動物から狙われている訳ですが、そんな肉食動物を避ける為に 肉食動物が寝ている時間帯に行動をするようになったという背景があるのです。
この薄明薄暮性という習性によって、肉食動物に『 食べられてしまうリスク』を減らしていたのですね。
うさぎは暑いのが苦手…
ヒトや犬などの動物は汗腺から汗を出すことで、身体の熱を放出していますが、うさぎは少し違います。
実はうさぎは汗をかく器官である『汗腺』をほとんど持っていないのです。
そのため汗による放熱が出来ない動物なのです。
汗腺の少なさゆえ体臭もほとんどありませんが、発汗により熱を放出できないので暑さに弱いのです。
そこでうさぎは日照りの強い日中を避けて、明け方や日暮れ時の涼しい時間帯に活発に活動をするようになったと言われています。
そんな薄明薄暮性のうさぎですが、日中はどのように過ごしているのでしょうか?
次のパートで見ていきましょう!
昼間は基本眠いんです…。
前のパートでうさぎは『日の入りから日の出まで』を目安に活動する事がお分かり頂けたと思います。
では昼間はどのように過ごしているのでしょうか?
うさぎにとって昼間とは『人間にとっての夜』の様なものなのです。
往々にしてジーッとして動かずに、休息をとっているので基本的にはそっとしておいてあげましょう。
これからうさぎを飼おうと思っている方やうさぎカフェに遊びに行かれる方は、夕方以降にお店に行くことをおススメします!
夕方の方が昼間よりも活発な場合が多く、より一層うさぎさんの個性が楽しめると思いますよ。
人間の生活リズムに慣れる?
ここまでの説明ではうさぎは日中は主に休息し、夕方以降から活発に行動する動物であるとご紹介してきました。
しかし、多くのうさぎさんは 人間の生活リズムに慣れると言われています。
あまり知られてはいませんが、ペットとして広く親しまれる犬や猫も薄明薄暮性の動物ですが、人間と変わらぬ生活リズムで過ごしている印象を受けますよね。
うさぎも同じように、ある程度は人間の生活に慣れてくれる賢い動物です。
ただ、あくまで慣れているだけなのです。
遺伝子的、本能的なレベルで見ると、昼間は休息する動物です。
過度に触れ合う事はストレスになりうる可能性があるので注意が必要です。
まとめ。と次回予告。
今回は【夜行性?うさぎの意外な生活リズムについて学ぼう!】と題しまして、うさぎの薄明薄暮性の習性を中心に生活リズムについてお伝えしてきました。
この知識を把握しておくことで、うさぎカフェに行く時やペットショップでうさぎさんを選ぶ時などにお役に立てるのではないか思っています。
さて次回【初めてのうさぎ:第6回】は『いくら必要?うさぎと生活を始めるまでの初期費用を見てみよう!』というテーマでお送りします。
それではこの辺で、ぽぷらいふ!でしたU(・x・)Uノシ