【初めてのうさぎ:第6回】いくら必要?うさぎと生活を始めるまでの初期費用を見てみよう!
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【初めてのうさぎ】シリーズは、次のような方に向けた内容となっています。
- とにかく動物が好き!
- うさぎについてもっと知りたい!
- うさぎとの生活に憧れ、興味がある!
- これからうさぎを飼おうと考えている!
こんな思いを抱いている方を対象に、シリーズとして記事を書きすすめていきたいと思っています。
第6回目となる今回の内容は『いくら必要?うさぎと生活を始めるまでの初期費用を見てみよう!』をテーマに記事を書きすすめていきたいと思います。
どんなことにお金がかかるの?
「うさぎを飼ってみたい…。」「一緒にもふもふ生活してみたい…。」
もちろん『気持ち』だけでは生活はできません。
今回の記事は『うさぎとの生活を始めるまでにかかる初期費用』について実際に検証していきます。
(軽い気持ちで流し見ていただければ幸いです。)
さて。
あなたのお家で、かわいいうさぎさんとの生活が始まるとします。
では、どのようなモノが生活に必要になるでしょうか?
実際にその一部について一緒に見ていきましょう。
うさぎの飼育と初期費用
必要なモノを問われると、ケージやトイレなどを思い浮かべた方もいると思います。
そんな必需品ですが、今回は必要最低限に抑えた費用を一緒に考えていきましょう。
必需品は『ケージ』『飼育用品』『フード』の3つのカテゴリーに分け、1項目ずつご紹介をしていきます。
ケージ(うさぎさんのお家)
うさぎと安全に暮らすために、必ず必要になるのがうさぎ専用のお家です。
たまに『ゲージ』と言う方がいますが、正しくは『ケージ』と言います。
今回は川井から販売されている『コンフォートシリーズ』で予算を組んでいきます。
床下にある引き出しでお手入れが簡単!他社の飼育用品との相性もバッチリです。またサイズは『60』『80』の2種類あり、ユーザーのニーズに合わせた展開となっています。
ネットショップでのお値段を参考にして、今回は11,000円で予算を組んでいきましょう。
飼育用品
さて、うさぎさんのお家が決まりました!
次はお家の中にいれるものを考えていきましょう。うさぎさんにとっては『家具』の様なものですかね?
必要最低限を想定して考えると次の飼育用品が必要になってきます。
ペレット(ご飯)の器と牧草入れ
うさぎのご飯はうさぎ専用のペレットを与えるのが主流です。つまりはペレットを与える器(フードフィーダー)が必要になってきます。
これも色々な商品が販売されていますが、今回はケージに固定できるタイプの商品を選んでみました。
何故かというと、うさぎは結構いたずら好きなので置き型タイプの器をひっくり返してしまうこともあるのです…。
ということで、手入れもしやすい陶器製のこちらにしてみましょう。
留めるネジも木製で、かじっても安心な商品ですね。こちらもネット価格を参考に1,400円の予算を組みましょう。
続いて牧草入れ(チモシースタンド) を見てみましょう。
牧草は基本的に24時間食べ放題にして与えるものなので、 しっかりと固定できる商品を選んでみました。
トイレ
トイレは大きく分けるとプラスティック製、メラミン製、陶器製の3つに分類されます。
もちろんそれぞれの素材によってメリット・デメリットがあるのですが…。ここまで全て陶器でそろえてきたので、トイレも陶器製にしましょう!
陶器で揃えると少しエレガントな印象ですね。ただし掃除の時に落とすと割れるので、取扱いは要注意です。
(ちなみに筆者は一度落として大きな亀裂が…)
給水ボトル
【初めてのうさぎ:第4回】の記事の中でもお伝えしましたが、人間と同じようにうさぎも水分が必要な動物です。
新鮮な水をいつでも飲めるようにするためには給水ボトルは必要であり、今回は衛生的でお手入れもしやすい次の商品にしました。
ペットボトルとの互換性にも優れていて、うさぎさんにあった量の水を用意できる特徴がある商品ですが、予算は900円としましょう。
グルーミング用品
グルーミングとは毛繕いという意味です。
うさぎは主に季節の変わり目に全身の毛が生え換わります。
その時期を迎えるとうさぎは外の風を浴びて自然に毛が抜けたり、自分で毛繕いをします。
ですが人間と暮らしている以上、日常的に外の風を浴びることないと思います。
また毛繕いを全てうさぎ任せにしていると、お腹の中に毛が溜まる病気になってしまうのです。(うさぎは猫のように毛を吐き出せません!)
そこで人間がブラッシングをして補助してあげる必要がでてくるのです。
今回はグルーミングにおいて幅広い状況で使えるおススメブラシを挙げてみます。
これを使ってあげれば、うさぎさんをしっかりとサポートできると思います。お値段は1,100円を参考価格として予算を組みます。
フード、牧草など
もうあと一息なので、最後までお付き合いください。
さて、ここまでは飼育用品を紹介しました。
ですが実際にうさぎに与える食べ物をまだ選んでいませんね。
『 大好きなうさぎさんと永く生活をしたい』と思う方がほとんどだと思いますので、今回は筆者がおススメするペレットなどを参考にご紹介します。
ペレットはウーリーが販売しているウールフォーミュラにしました。ビタミン・ミネラル・厳選されたタンパク質に乳酸菌・パパイヤ・その他の酵素を加えた高アミノ酸のバランスの取れたフードになります。
こちらは参考価格を1,600円として予算に挙げましょう。
また牧草に関しては値段の幅が広いため今回は1,000円として検証していきましょう。
余談ですが、うさぎは人間の倍近い数の味蕾細胞を持つグルメな動物なのです。うさぎさんによってはペレットや牧草を選り好みする子もいるのです…。
ここまでで初期費用の説明は終了になります。
うさぎと生活を始めるまでの初期費用を見てみよう!
さてここまで長々と説明をしてきましたが、ようやくタイトルに見合った内容をお伝えできそうです。
単純にここまでの予算を足して、合計金額を見て見ることにしましょう。
ケージ | ¥11,000 |
---|---|
フードフィーダー | ¥1,400 |
チモシースタンド | ¥1,500 |
トイレ | ¥2,000 |
給水ボトル | ¥900 |
グルーミングブラシ | ¥1,100 |
ペレットなど | ¥2,600 |
合計 | ¥20,500 |
今回の初期費用シミュレートでは、うさぎと生活を始める為に必要な初期費用は20,500円ということが分かりました。
ですが、肝心の価格がこの結果には含まれていないのにお気づきでしょうか…?
次のパートでご説明します。
初期費用の実際と諸注意
注)ここまでのシミュレートには『うさぎ』自体の価格は含まれていません。
なので。
ほんの参考までに、うさぎの一般的な価格帯についてご紹介します。
うさぎの販売価格は『純血種』『雑種(ミニウサギ)』で大きく異なってきます。
種類の違いについては【初めてのうさぎ:第1回】の記事に書いてありますので、是非読んでみてください。
純血種は主にうさぎ専門店で販売されています。ブリーダーさんがペットとして『より美しく、より可愛く』などを追及し交配を重ねてきたうさぎさんが多いと思います。
その分価格も上昇し、30,000~80,000円が相場となっています。
一方で雑種のうさぎさんは、交配の歴史の中で様々な血が入り混じっている子を指します。
うさぎは比較的繁殖が容易な動物ですので、市場における生態数も多いのです。価格は純血種に比べるとトーンが落ち、3,000~10,000円が相場となっています。
先程のシミュレート価格と合算すると…うさぎと生活を始めるまでの初期費用は…
純血種との生活: 50,500~80,500円
雑種との生活:23,500~30,500円
このような結果になりました。
但し今回は『必要最低限のモノ』『全ての商品をネットで購入』という条件を前提とし、シミュレートしてきました。
これらの商品をペットショップやホームセンターなどで購入した場合は結果よりも費用が増える事を覚えておいてください。
まとめ。と次回予告。
今回は【いくら必要?うさぎと生活を始めるまでの初期費用を見てみよう!】と題しまして、実際の商品を見ながら初期費用をシミュレートしてきました。
うさぎを飼いたい方もそうでない方も、大体のイメージがついたでしょうか?
高いと思うか安いと思うかはあなた次第です…。
さて次回【初めてのうさぎ:第7回】は『どれくらいかかるの?うさぎとの生活とランニングコストについて。』というテーマでお送りします。
それではこの辺で、ぽぷらいふ!でしたU(・x・)Uノシ