ぽぷらいふ!

うさぎのかわいい、つたえたい。

何のため?うさぎの避妊

 健康なのに…どうして避妊が必要なの?という疑問にお答えします!

 今回は"うさぎと避妊"と題しまして、お送りしていきます。我が家のアイドルぽっぷんはオスなので、私も飼い主として避妊手術の経験はありません。ですが過去の記事でお伝えした"うさぎの去勢"と関連する箇所もありますので、皆さんの疑問などを解決できたらと思っています⊂( ^ω^)⊃

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まえがき~うさぎの子宮の病気~

 うさぎの避妊手術について解説する前に、うさぎの子宮の病気について理解しておく必要があるので先にお伝えしたいと思います。

 うさぎのメスは"3歳以降"になると子宮内膜炎や子宮腺がん等の子宮の病気が増えるとされています。うさぎに最も多い悪性腫瘍でありますが、はっきりとした原因は明らかになっていないのが現状です。獣医師に聞いたところ"遺伝的な要素が関係している"、"ホルモンバランスの乱れ"など諸説あるそうです。

 野生のアナウサギは子孫を増やすために、その生涯で複数回出産を経験します。しかしペットとして飼われているうさぎのほとんどが出産未経験、または出産回数が少ない状況であり、それらがホルモンバランスの乱れとなり子宮腺がんの発症リスクを高めているのでは?とも言われているそうです。

うさぎの避妊手術の目的は?

 さて前書きとして子宮の病気について触れましたが、他にも手術を行う目的が挙げられます。メリットとデメリットに分けて説明していきますU(•ㅅ•)U

● 避妊手術のメリット

  • 子宮の病気にかかる心配が無くなる!
  • 性格が"穏やか"になり、飼いやすくなる
  • 飼い主などに対する攻撃性が減少する

 去勢の記事の項目と同じになりますが、注目したいのが子宮の病気のリスクが無くなる点です。一度罹患してしまうと全身へ転移したりと、治療が難しい病気です。なので最初からその不安要素を無くすということですね!

● 避妊手術のデメリット

  • 手術時の麻酔使用によるリスク(避妊手術は全身麻酔)
  • 開腹手術による身体への影響、生命のリスク
  • 生殖機能が無くなり、繁殖行動がとれない
  • 異性への関心が薄れて、”食べる”ことに夢中になり肥満になる可能性がある

 メリットも大きいのですが、オスの去勢手術とは違ってお腹を開けて手術をするのでリスクも高まります。

 

避妊手術の時期、費用は?

 リスクもありますが、飼い主としては安心できる要素の増える避妊手術。気になる費用や時期についてまとめますU(•ㅅ•)U

● うさぎの避妊手術の費用

 避妊手術の費用はおよそ"2万円前後~"かかるとされています。オスの去勢とは異なり、開腹手術であることや入院が必要な点を考慮すると、費用がかさむのは当然ですね。

 またうさぎの避妊手術もまたペット保険の適応外とされていますので、検討されている方は全額自己負担となります∑(゚д゚)

● うさぎの避妊手術の時期

 去勢と同様に生後4カ月を過ぎると可能とされています。以降は3歳を迎えるまでになるべく早い段階で受けた方が良いそうです。さらに言えば、比較的身体に脂肪がついていない時期である"1歳"までに行うのが最適な時期であるとされています。

 お悩みの方は、ぜひ一度かかりつけの獣医師さんにご相談してみては?

おわりに~今回のまとめ~

 今回はうさぎの避妊手術について触れました。メスのうさぎ特有の疾患を気にしなくてよいのは、飼い主さんにとっても良いことではないのでしょうか?気になった方はお早めに獣医師へご相談ください。

~今回のまとめ~

  • メスのうさぎ特有の子宮の病気がある!
  • 避妊手術により子宮の病気のリスクは無くなる!
  • 手術の時期は4か月から1歳以下が望ましい!

 それではこの辺で、ぽぷらいふ!でしたU(・x・)Uノシ

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