『うさぎは水を飲むと死んじゃう説』は誤解だった件
「うさぎにあんまり水あげるんじゃないよ!」
通りすがりの老婆がぽぷらを見たときに言い放った一言であります。
そんな人いたか?
今回は昔の人にありがちな誤解の一つ『うさぎは水を飲むと死んじゃう説』についての記事を書いていきたいと思います。
1つ言わせてくれ。それは誤解だ。
いや今説明してたから…。
水を飲むと死んじゃう?
うさぎに関する誤解あるあるの1つですよね。
『寂しいと死んじゃう』『ニンジンが大好き』と合わせると誤解御三家ですよ。
まぁニンジンもうまいけどな。
冒頭に出てきた通りすがりの老婆とは、『うさんぽ』に出かけたときに出会った優しいお方でした。決してうさぎを邪険に扱うような方ではないのですが…。
当時は何故そんな事を言うのか不思議でした。
優しそうな人だったよな…。
いや、ぽぷさんは覚えてないんだろ?
まぁその方に限らず、ペットショップなどに行っても
『うさぎは水を飲む動物です!』
なんていう張り紙がケージの横にあるのをいくつか見かけたことがあるのです。
では何故このような誤解が生まれたのでしょうか?
生活環境の変化が生んだ誤解
『水を飲むと死んじゃう』という説はあながち間違っていなかったようです。
どうした?急に方向転換?
昔のうさぎに限った話ですが。
今でこそ代表的な愛玩動物として挙げられるうさぎ。
ケージからトイレ、牧草フィーダーから給水ボトルに至るまで『うさぎ専用』な商品もあります。
が、ひと昔前にはそれらはすべて存在しなかったのです。
ほほう。
かつては外に備え付けられた『木箱』をケージの代わりにし、お水はお皿であげていた時代がありました。もちろん専用のフードもなかった時代です。
か、過酷だ…。
その時代のうさぎの食べ物と言ったら「イネ科の植物や野草」もしくは「野菜」です。つまりは野菜類に含まれている水で、水分を補給していたんですね。
たんぽぽとか美味しいもんな。
一方で、うさぎはお皿に入れられた水を上手に飲めずにこぼしてしまう事がほとんどだったそうです。こぼれた水や湿気が原因で皮膚の病気にかかったりしたことも…。
つまり当時の飼い主さんの間では「うさぎに水を与えると、寿命を縮めてしまうことになるぞ!」という教訓であったと言えます。
ただ迷信じゃなくて、ちゃんと俺たちのこと考えてくれてんだな。
うさぎと水分について
ですが。
昔と今では環境が違います。
うさぎ専用フードが広く出回り、野菜や野草を主食として食べる機会などまずないでしょう。
もちろんうさぎ専用フードは乾燥ペレットですので、水分を含んでおりません。
つまり、給水ボトルによる水分補給が必要なんです。
では1日当たりどれくらい飲むものなんでしょうか?
ぽぷさんはどれくらい飲む?
1.5kgのシャープな体つきな俺だが、200~300㎖は1日で飲むぞ。
身体に見合わず、うさぎは意外なほど水を飲む動物なんですねU(・x・)U
毎日しっかりと交換して、たっぷりと水を与えましょう!
シャープな身体な。シャープ。
それではこの辺で、ぽぷらいふ!でしたU(・x・)Uノシ
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